【2nd Kitchen Q&A】健康や環境に優しくデトックス効果もある!話題のロハス食とは? 

近年、健康志向や食の安全に対する意識の高まりから、健康効果が高い食材や食事スタイルに対する注目が高まっています。

そんななか、健康はもちろん環境にも優しいということで話題になっているのが「ロハス食」です。

ロハス食とは一体何なのでしょうか。

 

そもそも「ロハス」ってなに?

2004年ごろから様々なメディアで使われるようになった「ロハス」は、「言葉をよく聞くわりにはどういうことなのかはっきりと知らない」「イメージはできるけれど詳しくは知らない」といわれることも多いワードです。

ロハスは1990年後半にアメリカで生まれた「Lifestyles Of Health And Sustainability(健康で持続可能な、またこれを重視する生活様式))」というコンセプトから頭文字をとって作った略語です。

名前のとおり、健康と地球環境に対する高い意識を持ったライフスタイルを目指すもので、健康や癒し、エコに関係する商品やサービスを指して「ロハス」と呼ぶこともあります。

 

ロハス食の特徴

ロハス食は、健康と美容、エコロジーに着目した「ロハス」の概念を取り入れた食生活です。

熱に弱い食物酵素や栄養素を効率よく摂取することを目的とした「ローフード」、栄養価が高く健康と美容によい「スーパーフード」、調理をほとんど行わない旧石器時代の食生活を再現した「パレオフード」といった食材やスタイルを生活に取り入れるだけではなく、使用する食材も無農薬、有機栽培のオーガニックフードにこだわるといった特徴があります。

 

ロハス食の効果

食物酵素やビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取できるロハス食は健康によいだけではなく、デトックス効果があるといわれています。

また、炭水化物や糖質、加工食品などを控える食生活なので、ダイエット効果も高いということから多くの女性に人気があります。

 

まとめ

ロハス食を生活に取り入れるのは「手間やお金がかかって難しい」と考えられがちですが、ロハスは「人と自然が共生すること」を一つの目的としているため、不便さを我慢したり、生活に制限をかけすぎたりすることを良しとしていません。

ファストフードや加工食品をできるだけ避ける、できるだけ自然な食材を使って自炊する、市販のダシの素を使うのではなく昆布やカツオ節を使ってダシを取る、大根の葉は捨てずに食材として使うなど、身近なところから無理せず自分のペースで続けられることがロハスの魅力なので、生活の一部にロハス食を取り入れてみてはいかがでしょうか。