【2nd Kitchen お弁当】キャラ弁アイデアその5 初心者さん、不器用さん必見。簡単で時短にもなるオブアートキャラ弁の作り方。

キャラ弁というと海苔やチーズを細かく切って飾ったり、ウインナーを飾り切りにしたりなど手先の器用さが求められるという印象がありますが、近年、不器用な人や初心者でも簡単にできる作り方が考えられ、気軽にチャレンジできるアイデアもたくさん増えています。
そんな中、最近注目が高まっている新たなキャラ弁づくりの方法が「オブアート」です。
今回は、キャラ弁づくりで話題のオブアートについてご紹介します。

 

 

オブアートとは

オブアートは、ドラッグストアなどで販売している「オブラート」に、食紅などを使ってイラストを描き、パンやチーズなどの食材に乗せて飾る方法です。オブラートにアートをすることから「オブアート」と呼ばれています。
オブラートは粉薬を飲むときに使ったり、ボンタンアメを包むのに使われている紙のようなものでデンプンから作られています。味に影響することもなく食べても安心な素材です。

オブアートの作り方

オブアートは、元となるイラストの上にラップや透明下敷きを置き、その上しいたオブラートに食紅などで絵を描いて作ります。元となるイラストをトレースするだけなので、絵に自信がない人でも簡単に作れます。

 

【材料】
・元になるイラスト
・オブラート
・食紅
・小筆
・透明な下敷き
・水
・小皿

 

食紅以外にココアなど水で溶いて濃さを調節できる粉末の食材も利用できます。
小筆はネイルアート用など細くて小さいものが適しています。
フードペンなど、食品用のペンを使ってもよいでしょう。
透明な下敷きがない場合は、クリアファイルやラップなどを使ってもよいでしょう。
小皿はパレットの代わりです。シリコンカップやアルミカップでも構いません。

 

【作り方】
1:元となるイラストを透明下敷きの下に敷きます
2:小皿に食紅を取り、少量の水で溶きます
3:イラストの上に重なるようにオブラートをのせて、食紅で上からなぞるように絵を描いていきます。まず輪郭の線を描き、一旦乾かしてから内側を塗ると綺麗にしあがります。また、輪郭を描いたら上に別のオブラートを重ね、重ねたオブラートに色を塗る方法もあります

 

完成したオブアートをチーズなどの上に乗せればキャラ弁の完成です。オブラートが大きすぎる、イラストの周りのオブラートが邪魔だと感じる場合は、つまようじやハサミを使って取り除いてください。
また、オブラートがずれて気になるという場合は、下敷きをスプレーなどで軽く濡らすとオブラートがくっついて動かなくなります。
オブラートが薄くて破れそうで不安な人は、一枚ではなく二枚重ねで使うとよいでしょう。

オブアートの保存方法

作ったオブアートは、オーブンシートに挟んでクリアファイルなどに入れておけば保存可能です。冷蔵庫に入れると出したときに外気との差で水分を吸ってしまうため常温保存が適しています。一週間程度保存できますので、時間があるときにまとめて作っておくとよいでしょう。

まとめ

オブアートを利用すれば、複雑なキャラクターも簡単に表現でき、初心者でも手軽に高度なキャラ弁を作ることができます。
水の量や描き方など少しコツが必要ですが、ご飯やパン、ポテトサラダや玉子焼きなどの食材のほか、ホットミルクなどの飲み物にもイラストをつけられるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。